肩こりは、筋肉が神経を圧迫し、症状として現れます。

この原因は、長時間の座りっぱなしや同じ姿勢でいることだけではありません。肩こりになりやすい骨格、になっているから肩こりになります。

人間は、骨格が崩れると凝りやすい身体になります。代表的な骨格の崩れとして、猫背や巻き方、頭部の前方への変位など、見た目で骨格が歪んでいる例です。

巻き肩や猫背は、肩こり筋と言われる僧帽筋が引き延ばされた状態で、肩にハリを感じやすくなります。

筋肉の特性として、長い時間伸ばされた状態が続くと、疲れやコリが出やすくなります。

その結果、筋肉は硬く収縮し、凝りの状態になります。

筋肉も生き物ですから、本来は血液によって綺麗な酸素や栄養素が運ばれます。しかし、凝っている筋肉では、必要最低限の酸素や栄養が行き届きません。

これでは筋肉も悲鳴をあげてしまうので、何かしらのサインを脳に送らないといけなくなります。

そのサインが『凝り』なのです。